[旅行記トップ] [トルコ旅行記トップ]

3日目(2005.3.30 Thu) イスタンブール 天気曇り時々雨

朝起きると空が曇っている。昨日は晴れて本当に運が良かった。朝食後、イスタンブールへ移動するため、バスで空港へ向かったが、ガイドさんより昨日はトルコ全体で天気がよく、コンヤでも日食が見えたらしい。空港には、ツアーの参加者の知り合いの人がおり、日食の話で盛り上がっていたようだ。日本には、日食を追いかける日食ハンターが吸う百人おり、行き先で度々会って顔見知りになっているらしい。

イスタンブール行きの機内では機内食が出たが、到着後すぐに昼食のためキャンセルした。イスタンブールは土砂降りだったが、ガイドさんの話によると通り雨とのこと。空港から昼食のレストランにバスで向かうと、途中に魚市場があり賑わっていた。

魚市場
魚市場

昼食はシーフードレストランだったが、客はほとんど日本人で、いかにもツアー客向けのという感じ。正直、今ひとつ口に合わなかった。



昼食

店の近くにある、ドンドルマ(トルコの伸びるアイス)屋のおじさんは、巧みなパフォーマンスでアイスを売り、ツアー参加者のほとんどが気持ち良く買っていた。食感は滑らかでおいしかった。

ドンドルマ
ドンドルマ売りのおじさん

動画はこちら

昼食後、地下貯水場に向かう。ローマ時代から貯水場として使われていたが、イスラムでは、溜まった水は使わず流れ水を使うため、オスマントルコがイスタンブールを占領後は使われなくなった。最深部にはメデューサの首の柱が2本あり、一本は逆さま、もう一本は横向きに置かれている。貯水場に使われた柱は、近くの神殿の柱を壊して利用しているため、柱毎にデザインが違っている。

メデューサーの首
メデューサの首は魔除けの意味がある

次に行ったアヤソフィアは、ローマ時代にキリスト教の教会として建てられたが、イスラム教徒にイスタンブールが占領された後は、イスラム教のモスクとして使われていたため、内部にはキリスト教とイスラム教と両方の祭壇がある。

ブルーモスクは、立てられた当時は内部のタイルが真っ青だったそうだが、今では色がかなり薄くなっている。今でもモスクとして使われており、中では祈っている人達がいた。トルコでは、99%がイスラム教徒だが、政教分離が進んでおり、最近では一日5回のお祈りをする人は少なくなっているらしい。

ブルーモスク

ブルーモスク

イスタンブールのホテルは、リッツカールトンで立地は新市街のため観光はしにくいが、場違いかと思うほど豪華なホテルだった。部屋は、バスルームとシャワールームとトイレが間仕切りで仕切られており、ベッドには使い切れない量の枕が置かれていた。

リッツカールトン
使い切れないほど枕が置かれていた

夕食はホテルのロビーのレストランで、トルコの伝統的な料理が提供された。メインの羊のもも肉は美味しかったが、量が多くデザートまで完食できなかった。飲み物は、ビール一杯1500円、グラスワイン2500円とものすごく高く、ワインをボトルで頼んで他のツアー客とシェア―した。ただし、高級レストランらしくサービスは満点で、ツアー客がワインラベルを持ち帰りたいと申し出たところ、綺麗にはがしてラッピングしてくれた。



今回のツアーで一番豪華な夕食

本日の出費

ドンドルマ 3リラ
ワイン 10リラ(シェア)

[旅行記トップ] [トルコ旅行記トップ]