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7日目(2005.7.10 Sun) オスロ 天気晴れ

久しぶりに夜が暗かったせいか熟睡することが出来た。朝食を食べに行くと、スモークサーモンがあった。一切れが大きく、食べ応えがあった。

24時間有効のオスロパスを買って、ムンク美術館に行く。有名な叫びの他に、バンパイヤや殺人、死体解剖とか変な絵がたくさんある。付属のカフェでコーヒーを飲んで一服する。次に中央駅に向かい、Norway in a natshellの座席の予約をしようとすると、既に予約されていると言われる。乗車券だけで座席の指定はないという情報だったので、今ひとつ不安がある。また、移動のときにスーツケースを別送したいと尋ねたところ、平日の2日前までに預ける必要があると言われる。

ムンク

朝十分に食べたので昼食は抜いて、フログネル公園(Frogner Park)に行くと、人体が奇妙にからまったヴィーゲランの像が大量にある。iで貰ったガイドブック(OSLO WHATS'ON)によると、14時からヴィーゲラン美術館(Vigelandmuseet)でカルテットのコンサートがあるとわかり、美術館に向かう。コンサートは40分ぐらいで終わった後、アンコールがあり、前衛的な眠くなる曲が演奏された。演奏が終わった後に退席して、美術館の中を見ていると、再度、アンコールがあり、他の曲を演奏していた。

フログネル公園

次に、フログネル公園内にあるオスロ市立博物館(Oslo Bymuseum:ちなみに土曜は無料らしい)に行く。オスロの歴史とか、中世から現代までの台所の変遷等の展示があり結構面白かった。

トラムに載って市庁舎(Radhouse)に向かうと、既にガイドツアーは全部終了していた。17:00からCarillon consertがあり、先程のコンサートが今ひとつだったため、迷いながらも参加することにする。時間になると、他に3人のノルウェー人と一緒にガイドに連れられて屋上にあがり鐘の塔を見上げる。演奏者もいないため何が起きるのだろうかと思っていると鐘が鳴り始めた。鐘の音が音楽になっており、普通は一時間おきにコンピュータ制御の音楽が流れるところ、今日は特別に人間が演奏するという。鐘は24個あるが音階が限られているため、演奏できるようになるためには、ヨーロッパには4つしかない特別な学校で習う必要があるという。しばらく屋上で聞いた後、演奏ルームに行くと、若い女性が体中に渾身の力を秘めて弾いていた。いっしょにいたノルウェー人が、細いから体なのに力が強い等と話していた。40分ほどで演奏が終わり演奏者が外に出た来たが、先ほどとは印象ががらりと変わり、おとなしそうに見える。18歳で学校を卒業したばかりとのことだった。しかし、普通なら時報変わりに数十秒流れる程度の鐘の音が、突然40分間鳴り続けたら、下にいた人達は不思議だったのではないだろうか。

市庁舎の鐘

空腹になったので、D/S LOUISEに行ったら、銅像の隣の席に案内された。駄目もとで、ロブスターが食べられるか聞いてみたところ、やっぱり駄目だったので、魚のグラタンと思われる品を注文したところ、魚のグリルが出てきた。味は確かにおいしいと思うが、やはりノルウェーの物価の高さは辛い。

D/S LOUISE

19時ごろ食べ終わって暇だったので、ツアーの時に鐘の音が聞き易いといわれた、アーケシェフース城(Akershus Slott)を散歩する。しかし、時報の演奏が終わったばかりのため、鐘の音は聞くことが出来ず、ホテルに帰る。

本日の出費

オスロパス48時間 285NKr.
コーヒー 20NKr.
コンサート(ヴィーゲラン) 120NKr.
コンサート(市庁舎) 100NKr.
夕食(魚のグリル、グラスワイン) 320NKr.

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