[旅行記トップ]

--- 2日目(2004.6.20 Sun) 天気 晴れ時々曇り ---

■保安宮〜孔子廟

二日目の市内観光ツアーは、8:20にホテル前に集合。バスで最初の目的地の保安宮に向かう。保安宮は健康の神様を祭っているらしい。ここで、台湾式のおみくじの引き方をガイドさんが教えてくれた。

くじ
これを投げる。くじを引くまでが作業が長い。

境内にある赤い木を2つ手にとり、自分の名前、出身地、願い事を神様に目をつぶって唱えながら投げ、片方が表、もう片方が裏が出れば良い。表と裏は陰と陽を表しているとのこと。1回で表と裏にならなくても3回までやっていいとのこと。 そして、裏と表がでたら、本当にかなうのか神様に確かめるために、もう一度投げる。そして、また、裏と表がでたら願いがかなうとのこと。そして、境内にある番号の書いてあるおみくじを引く。さらに、番号ごとに紙がおいてあるの、それを引いて運勢を確かめる。ガイドさんが中国語の内容を説明してくれるが、みんな同じことを言われているようだった。ちなみにおみくじは無料

おみくじ 
いいことが書いてあったらしいが読めない。

次に、近くにある孔子廟に向かう。孔子廟では、何かイベントをしていたらしく、子供たちが踊っていた。

孔子廟

■大山茶芸教室

次に、大山茶芸教室というお茶屋へ行く。ここで、台湾に3人しかいないお茶博士が、軽快なトークで、お茶に関するうんちくを教えてくれる。台湾の本当のウーロン茶は、茶色ではなくて緑色とのこと。そして、ウーロン茶とは、ウーロン茶葉を35%発酵させたもので、45%発酵させると鉄観音茶に、100%発酵で紅茶、100%以上発酵させると滅茶苦茶だそうだ。お茶の相場が相場が良くわからなかったが、結構楽しかったので、お土産用にお茶を買う。値段は100gで1000円ぐらい。

ウーロン茶
本当のウーロン茶は緑色

■総統府〜中正記念堂〜免税店〜昼食

次に、台湾のホワイトハウスである総統府をバスの車窓から見学し、台湾建国の父である蒋介石が奉られている中正記念堂へと向かう。中正記念堂は国民の寄付だけで建立されたそうで、税金は使われていないとのこと。

中正記念堂
写ってるのは自分ではなく赤の他人

そして、免税店によって昼食をとる。今日の食事も昨日に引き続き非常に時間が短く、30分程度で一気に出てきて、ゆっくり味わって食べる暇がない。今回のツアーは、2泊3日の間に、免税店に4回も行っており、格安ツアーだから仕方ないとはいえ、かなり不満が残った。

■忠烈祠

食事が終わり忠烈祠に向かう。ここは日本では靖国神社にあたるとのこと。1時間に1回、衛兵交代がある。衛兵交代では、周りを観光客が取り囲んでいっしょに行進していた。交代の儀式では、銃を空中に放り投げて交換したりと、かなり派手で面白かった。

衛兵交代
結構フレンドリーな行進

■故宮博物院

次に、漢方薬店に連れて行かれ、火傷が30分で直るクリームとかを見せられた後、故宮博物院に向かう。ガイドさんが展示物の説明をしてくれるところが、ツアーのありがたいところ。現在、改装中ということで、展示室が半分程閉じているが、今でも作り方がわからない、一本の象牙を削って、球の中に球が多層になっている「象牙多層球」や、白菜の形の「翠玉白菜」等、かなり見ごたえがあった。

故宮
翠玉白菜と肉形石

■海老釣り〜ホテル

-牛肉麺70元、台湾式シャンプー250元、お茶176元 ミルクグリーンティー25元-

故宮の後、また免税店に行ってそこで一旦解散し、その後、別のツアーがある人は別れていく。僕は、台湾で流行っている海老釣りを申し込んでいたが、他に誰も参加者がいず、ガイドさんが案内してくれた。海老釣りは、海老が同時に2匹釣れたりと結構楽しく、1時間で6匹釣れた。釣った海老は、その場で塩焼きにしてくれる。近くで買った、マンゴーカキ氷(ツアーに含まれる)と牛肉麺は、安くておいしくかなり満足だった。舌がB級グルメに慣れているのかもしれない。

海老釣り

釣りの後は、海老釣り場近くのmentor吉林店という美容院で、台湾式シャンプーをしてもらう。台湾式シャンプーでは、首から頭にかけてマッサージをしてくれて気持ちがいい。その後、一度ホテルに戻り、茶芸館を探してホテル近くを歩き、RoseHouse(Webは中国語で読めませんが)という店に入ったところ、中国茶ではなく紅茶の専門店だった。ちょっと違うが、お茶はおいしかったので満足。

喫茶店
本当は中国茶が飲みたかったのだが…

そして、ホテルに戻る途中のコンビニで、ミルク入りグリーンティーを発見。まずくはないが、おいしくもない。

ペットボトル
ミルク入りグリーンティー
ラベル
ラベルのアップ


[旅行記トップ]