[旅行記トップ]

2011.9.15 Thu 天気晴れ

時差の関係もあったが、カーテンを閉めずに寝てしまったため、朝5時すぎに、強烈な日差しで目が覚める。雨期にも関わらず、天気に恵まれている。部屋からのサイゴン川の眺めが良い。テレビでNHKを見ながら時間を潰し、7時過ぎに朝食を食べに行ったが、間違えて2階のレストランに行ってしまった。空いている席がなく、丸テーブルに案内されると、昨日の送迎で一緒だった人がいたため、一緒に朝食を食べた。普段は子供と一緒だが、初めての一人旅とのことで、朝食を食べた後、ホテルの周りを一緒に散歩した。まずは、サイゴン川のほとりに行こうとしたが、横断歩道に信号がなく、車の流れが全く途切れないため、道を渡れない。地元の人は車の合間を縫って渡っていたが、サイゴン川の前の道路はホーチミンで一番混んでいるとのことで、結局、滞在中、渡ることができなかった。川沿いは諦め、市中の方に向かって歩くと、フォー24や、ラップ&ロール等、ガイドブックに載っていた店があった。

部屋からの眺め

散歩で時間をつぶした後、クチトンネル観光ツアー出発のためロビーに行くと、送迎で一緒だった夫妻と自分の3名しか参加者がおらず、専属ガイド付きの貸切ツアーのようだった。クチには1時間半ほどかかったが、途中の道が見た目はきれいだったが、かなりデコボコがあり、車内ではずっと取っ手に捕まっていた。クチに着くと最初にクチでの戦いを紹介した短いビデオを鑑賞し、その後、落とし穴や地下トンネルを見学した。実際に30mほど地下トンネルに入ったが、狭くて熱く、とても長時間は耐えられなかった。200mの体験もできるそうだが、体力と精神力がないときついだろう。トンネルを出ると、戦争当時に食べていた、タピオカ芋とお茶がふるまわれたが、正直、おいしいものではなかった。短い時間だったが、実際のベトコンの生活を、一部だが体験することができて、貴重な経験となった。

クチ1 クチ2 クチ3

クチからサイゴンに戻り、ベトナム料理の昼食を食べた。フォー、生春巻き、パインセオ、プリン、チャーハン、空芯菜炒めと、ひと通り主要なベトナム料理を食べることができるメニューだった。食後は、統一会堂、聖マリア教会、中央郵便局と廻った後、ベンタイン市場へと行った。ガイドさんに、お茶を探していると余計なことを言ってしまったため、お茶屋に連れていかれたが、物価の感覚がわからないため、何も買わなかった。定価販売せず、値引き交渉する市場は苦手で、うまく立ち回れば、安く物を手に入れられるのだろうが、どうも買う気がおきない。市場の後、ホーチミンシティで最大の高さを誇る、ビテクスファイナンシャルタワー(BFT)タワーの展望台に行った。2011/1に展望台オープンとのことで、まだガイドブックにも載っておらず、最新の観光スポットのようだ。旅行に行って、その都市で一番高いところに登れるというのは、とても気持ちが良い。展望台は、ほぼ貸切状態で、眺めを満喫できた。

昼食 統一会堂 マリア教会 郵便局 BFTタワー BFTタワー展望台

夕食の前に、一度、ホテルに戻り、ホテルの中を探検した。屋上には綺麗なプールがあり、眺めも良かった。建物内の吹き抜けも開放感があり、ラウンジでウェルカムドリンクを飲んだりして時間を潰した。また、近くの銀行で、日本円をドンに替えたが、ATMでは、AMEX、VISA、JCBと持ってきたカード全てでキャッシングできず、現金5000円で100万ドンとレートがかなり悪い。現地では、1$=2万ドンで使えるため、成田空港で両替したUS$が貴重だった。入手したドンを持って、近くのJuiceというそのものズバリの名前のスムージーの店に行くと、客が日本人しかいなかった。

プール 屋上 吹き抜け ジュース

18時になり、フランス料理レストラン「オリビエ」のあるソフィテルプラザサイゴンホテルに移動する。堅苦しくはないが高級感のある店で、枝豆のポタージュ、カモの前菜、メインの魚料理、焼きマンゴーのデザートと、非常においしかった。

オリビエ

本日の出費

スムージー 6万ドン(300円)
ワイン(夕食) 20万ドン(1000円)

3日目へ


[旅行記トップ]