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ずっと流氷を観たいと思っていたが、ツアーで行くと流氷が来ない時、日程の変更ができないためフリーで網走まで行くことにした。
当初、2月中旬に行く予定だったが、風邪をひいて体調が悪くなったことと、流氷の接岸が遅れてなかなか網走まで来ないことから、2月末ぎりぎりまで待って行くことにした。結果的には、日程変更が吉と出て、流氷を観ることができた。

2016.2.26 Thu 天気雪

11:55羽田発、13:40女満別行きのJL0567便にて網走へと出発した。時間節約のため、お昼は空弁を買って機内で食べることにした。お目当ての中華弁当が売り切れていたため、天むすを食べた。
網走には定刻に到着したが寒い。流氷船のサイトを見ると、流氷調査中となっている。とりあえず、バスで網走駅へと移動した。
網走駅の観光案内所に行くと、「本日、流氷なし」との表示。当初、初日に流氷観光をして、2日目に博物館めぐりをする予定だったが、予定を変更し初日に博物館に行くことにする。すでに昼過ぎではあるが観光バスの一日乗車券を購入し、北方民族館へと移動した。

女満別空港1女満別空港2流氷観光船スケジュール

北方民族館前でバスを降りると、雪がかなり降っている。不覚にも帽子を持ってくるのを忘れており、かなり寒い。バス停の周りも雪が想定以上に積もっている。当初、レンタカーも考えたが、とても運転できる環境ではない。北方民族館は、いかにも北国らしいしゃれた建物だが、入るとほとんど客がいない。学芸員によるガイドツアーも無料で行っているとのことで、ガイドを頼むことにしたが、ほかに客がおらず一人でのツアーとなった。
展示は、北半球の北方民族に焦点を当てており、アイヌやサミー、イヌイットなどの昔の暮らしや衣服、狩りの様子など、なかなか面白い。毛皮など、実際に触ることができたり、住居を再現したりと、客が少ない割にはというと失礼だが、かなり頑張った展示をしている。

北方民族館 北方民族館展示1 北方民族館展示2 北方民族館展示3 北方民族館展示バス停

一時間ほど見学した後、オホーツク流氷館へと移動した。このころになると更に雪が激しくなってきた。流氷館の外に、タイヤを使ったボブスレー体験ができるイベントがあり、終了10分前だったので、その場でチケットを買ってやってみた。はた目にはボブスレーコースはそんなに急には見えないが、実際にタイヤに載って滑るとかなりスピードが出て、コースからはみ出しそうになり、非常に面白い。なお、体験用にチケットを買った後に、流氷館のチケットがあればボブスレー体験ができることがわかり、ちょっと損した気分。流氷館に入った後では、ボブスレーイベントが終了してしまうため、北方民族館に行く前に、こちらに先に来ればよかった。
流氷館では、プロジェクションマッピングを使った流氷のビデオ上映や、マイナス15度の世界でタオルが凍る体験などができるが、全体的に微妙。正直、入場料分の面白さは感じなかった。

流氷館 マイナス15度の世界 凍ったタオル

駅まで戻るバスが、流氷館の展示終了時刻よりも後のため、流氷館の外でバスを待つはめになったが、日が沈み雪の勢いも強くなっているため非常に寒い。雪に埋もれたバス停の周りには、人っ子一人おらず、もしバスが来なかったら凍え死ぬのではと恐怖感が募ってくる。暫くするとバスがやってきて、ほっとした。

雪に埋もれたバス停

駅前のホテルにチェックインし、せっかく北海道まで来たので夕食は海産物を食べたいと思うが、駅前に店が全然ない。10分ほど歩いたところにある回転ずしに行き、若干いまいちではあるが、できるだけ地元のネタを頼んで食べた。
他にすることもないので、ホテルに戻って翌日の観光に備えて寝ることにした。

回転ずし 卵 お椀 寿司1 寿司2 晩酌 げそ揚げ

2日目へ


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