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2012.11.14 Wed 天気曇り後晴れ

待望の皆既日食の朝がやってきたが空が曇っている。皆既日食は6:37だが、6時過ぎの時点で海岸沿いには人が大勢おり、座る場所がない。海岸沿いをぶらぶらしていると、テレビ局が来ていたり、アイスクリームのスタンドが出ていたり、ミニコンサートが開かれたりとお祭り騒ぎになっている。ホテル隣のカフェのスタッフに、オープンテラス席を使って良いか尋ねると構わないとのことだったので、椅子に座ってカプチーノを飲みながら、のんびりと皆既日食が始まるのを待った。今回は曇っていてもう駄目かと思ったが、回帰直前に急速に雲が無くなり、日食グラスを通して、三日月状の太陽を確認することができた。カフェ内のテレビで皆既日食までのカウントダウンが始まり、カウントダウンと共に空が暗くなっていき、ダイヤモンドリンクの輝きと共に皆既日食が始まった。皆既の時間帯には、空に星を見ることもできた。2分ちょっとで皆既日食が終わったが、何回見ても感動する。

日食グラス 日食 皆既日食

朝食は昨日に続き「Cocky's at the Cove」で、今度は、ポーチドエッグと、トースト、オレンジジュース、カフェラテの朝食をとった。やはりオーストラリアの朝食は美味しい。朝食を食べ終え、ホテルのフロントの人に挨拶してチェックアウトし、空港へとシャトルバスで向かった。日食のせいか道路が非常に混み合っており、社内には焦っている客もいた。ケアンズからシドニーは安いチケットがなく、Virgin Australiaの下から2番めのチケットを利用したが、Virgin Australiaは座席も広く、料金に含まれていたサンドイッチも美味しかった。今回も、隣に日本人がいたが、オーストラリア在住資格を持っているとのことで、シドニーでの生活についていろいろと教えてもらった。オーストラリアではバイト料が高く、ファストフードでも時給2千円とのことだが、物価も高いとのこと。どの国も、朝食一食分が時給に等しいんじゃないかと言われ、なるほどと思った。シドニーフィッシュアンドチップスの美味しい店を教えてもらったりと、機内での3時間、しゃべりまくってしまった。数日とはいえ日本語を使っていないと、日本語を使い始めると止まらなくなってしまう。

ポーチドエッグ

シドニー空港につくと、エアポートリンクでホテルの最寄駅へと向かった。電車で一本だが、駅を降りて方向を見失い、本来であれば目の前にあったホテルになかなか辿り着くことができなかった。ホテルはいかにもビジネスホテルといった感じだった。荷物をおいて機内で教えてもらったフィッシュアンドチップスの美味しい店「CHARLIES CAFE」に行ったが閉まっている。表の営業時間の案内では開いているはずなのだが何故だ?近くにある「Harry's Cafe」で名物のパイを食べ、仕方ないので6ドルステーキを食べに市の中心部に戻る。しかし店が見つからない。諦めて、スーパーに寄って飲み物を買ってホテルに戻り、ホテル周辺で夕食を食べられる店を探したが適当な店が全然ない。仕方なく、中華料理屋を見つけてチャーハンを食べたが、今まで食べたことのあるチャーハンの中でずば抜けてまずい。しかも、量が尋常でなく、1/4ぐらいを食べて店を後にした。翌日、周辺を歩きまわると近くに店がいろいろあることが判明し、この日は結果的に大失敗だった。ホテルに戻ってすぐに寝た。

シドニーのホテル ハリーズカフェ CHARLIES CAFE CHARLIES CAFE

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