2014.4.3 Thu 天気晴れ
ゆっくりと起きて部屋でTVをつけたところ、NHKの国際放送で朝の連ドラをやっていた。 朝食を食べに行くと、卵料理はコックが作ってくれるスタイルになっていた。味は全体的に、まあまあではあったが、悪くはない。
朝食後、ホテル近くで歩いていける観光地を回ることにする。まずは、アラブ・ストリートに行くが、午前中とはいえ既に暑く、ちょっと歩いただけで汗だくになる。アラブ・ストリートのメインであるスルタンモスクに行くと、思ったよりも小さい。ここはイスラム教徒以外は中には入れないため、外から写真だけ撮った。モスク前の道沿いには、小さな店が無数にあった。のどが渇いていたので、その中の一件で「テタリ」というアラブ風のミルクティー($1くらい)を飲んだ。
次に有名なラッフルズホテルへと向かった。路線バスに乗ろうとしたところ、ez-linkカードが見つからない。仕方なく歩いてホテルに戻って、部屋の中を探すが見つからない。しかたがないので諦めて、ラッフルズホテルへと再び向かう。ラッフルズホテルは構造が良くわからず、同じ所を行ったり来たりしながら歩いていると、シンガポールスリングで有名な「ロングバー」に辿り着いたが、夜に再び来ようと思い、とりあえず後にする。ラッフルズホテルは、宿泊棟とアーケードに完全に別れており、宿泊棟は反対側の入口から入ることがわかりそちらに向かうと、宿泊者以外侵入禁止の看板があり門番も居たため、中を見ることができなかった。
ぶらぶらと近くの大聖堂を見た後、有名なオーチャード・ロードにMRTで移動するが、ez-linkカードがないため、都度、切符を買うことになる。有名なラッキープラザで両替しようと思ったが、レートがわからず怪しい感じがしたので両替しなかったが、後から調べるとかなりレートが良かったようだ。適当にぶらぶらしていると、生搾りのジューススタンドがあり、バナナジュース($2くらい)を頼んだが、バナナをミキサーに掛けた後、水で薄めており微妙だった。オーチャード・ロード近のフードコートで、シンガポール名物のフライドホッケンミー($7.8)を頼んだが、ぐちゃっとしており、あまり美味しくなかった。
昼食後、セントーサ島へ行くため、まずは、MRTで「Harbour Front」駅へ。駅を降りて、セントーサ・エクスプレス乗り場に行くと、チケットカウンターがあるが、アトラクションとセットのチケットしか無く、モノレールのみ乗る方法がわからない。うろうろしていると自動券売機を見つかった。セントーサ島に入り、一つ目の駅で降りるが、何をして良いのかわからない。ここにも鼎泰豊があり、シンガポールではいたるところに目につく。目の前に、ユニバーサルスタジオがあるが、一人で行ってもしょうがないので、モノレールに乗りビーチまで移動する。駅前にリュージュのアトラクション(1回$9)があったので、せっかくなので一つぐらいは楽しむことにした。リュージュ乗り場へのリフトが点検中だったため、バスでリュージュのスタート地点まで移動した後、ヘルメットをかぶってリュージュに乗り込む。簡単な操作で運転でき、最初は怖いがだんだん慣れてくるとスピードが出てくる。半ばまで行くと、他のリュージュがノロノロと運転して道が詰まっており全然進めず、欲求不満のまま終わった。
当初予定では、セントーサ島で、夜のショーを見るつもりだったが、とても時間が潰せないため、本島に戻ることにした。せっかくなのでシンガポールフライヤーでも乗ろうかと思い乗り場に行ったが、チケット代が高いせいか誰も乗っていない。自分も乗るのを辞めた。一周30分のフライヤーを二周するディナープランもあるが、一体誰が利用するのだろうか。
海岸沿いを歩いて、ドリアン型の「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」に行くと、夜に無料のコンサートがあるらしい。時間をつぶすため、近くの屋台でシンガポールの串焼き「サテー」($7くらい)を食べた。まずくはないのだが、正直、日本の焼き鳥のほうが美味しい。どうも、シンガポールの食事は全体的にいまいちだ。時間を潰すため、歩いて15分ほどの富を呼ぶ噴水「ファウンテン・オブ・ウェルス」に行くと休止中。21:00から再開とのことなので、また、歩いて「エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ」まで戻りコンサートが始まるのを待った。コンサートは、オリジナルやカバー曲を奏でる、キーボードとギターの二人組で、疲れた体に音楽が心地よかった。
コンサートが終わり、クラーク・キー周辺の夜景を見つつ、ラッフルの上陸地点を目指すと、ラッフル像が地味に立っていた。近くでプロジェクションマッピングのイベントをやっていたが、誰も観客がいない。リハーサルだったのかもしれない。
再び「ファウンテン・オブ・ウェルス」に向かうが、体が疲れきっており、サンテック・シティ・モール内噴水近くの「All Things Nice」というカフェで一休みした。ここで食べたマンゴーかき氷($3.8)は、マンゴーがとろけるようで、また、かき氷部分が、氷と小さなグミ状から成っており、食感が非常に面白い。シンガポールに来て、初めて食べ物が美味しいと思った。暫くくつろいだ後、幸運を得るため「ファウンテン・オブ・ウェルス」で、噴水に右手を触れながら、噴水の周りを三回周った。
この被災後のイベントとして、ラッフルズホテルまで更に歩きロングバーに行った。混んでいたが、2Fの生演奏の目の前のカウンターという特等席に通してもらい、シンガポール・スリング($31.8)を味わった。伝統あるホテルのバーだが、南国らしく気取らない感じで、たいへん居心地が良かった。
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